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下仁田ねぎ猛暑対策・実証圃場・日誌6/下仁田ねぎ・夏の植え替え日誌 ~ その35

6月16日、実証圃場【3352】(3年連作の畑・道下)、A区画(基肥0)から、夏の植え替えを始める。
通常、夏の植え替え(2回目の植え替え/本植)は、梅雨明け、暑さで畑の下仁田ねぎの葉が白く枯れ始め、見た目に葱が悪くなるころ(7月上旬~中旬)に植え替えを始める農家が多いように思う(昔は、土用丑の日あたりから始めてお盆までに終わらす、という感じだったが、作付けが増えたり猛暑の影響で早くなっている)。

当初は、20日(大安)から始めるつもりだったが、
・天候不順でどうなるかわからない→天気の安定している間に始めておこう、
・春に仮植えした苗も、植え替えに耐えられるくらい充分育っている、
・雑草(主にメヒシバ)がネギの背丈を超えてきたので、むしるついでに植え替えを始めよう、
・早い時期に夏の植え替えをした場合のデータにもなる、
・植え替え用のスペースをとっていない畑だから、作業に手間取る、早めに始めよう、
といった理由から、予定よりも4日早くスタート。

株間と作間(条間)が、広がる本植え替え(本植)になるので、ネギロケットの穴あけピンを春用から夏用に変え、仮植の4作を選別しながらすべて掘り起こし(ざっと、植えるもの、捨てるもの、調整用と三段階に分ける)、1日半かかって3作に植え直した。
(仮植:株間6~7cm、作間45cm弱 ⇒ 本植:株間10cm程度、作間70cm弱)

仮植え時もそうだが、植えるのよりも、掘り取り/選別に時間がかかる。

捨てるネギ苗を運び出したり、捨てるにはもったいない余ったネギ苗を別の畑に持って行って植えたり、3日かかって、実証圃場【3352】のA区画(基肥・春肥0)、B区画(基肥有)の植え替えを完了。

 

雑草と捨てるネギが大量に出ます。

捨てるにはもったいない余ったネギを、ちかくの植え替え用スペースに移植。

・A区画:オリゼメート、ダントツ、土壌用酸素供給財
・B区画:オリゼメート、ダントツ、土壌用酸素供給財、有機の里7kg程度。

Posted in 下仁田ねぎ猛暑対策実証事業, 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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