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下仁田ねぎ・夏の植え替え日誌 ~ その38、穴あきネギとひっくり返ったネギ苗のその後

本場・下仁田の伝統栽培である夏の植え替えは、最先端の農業とは逆行したような、地味でクラシカルな手作業だから、一人だとそれなりに時間がかかり、なかなかはかどらない。
来る日も来る日も、掘り起こし、選別しては植えなおす、の繰り返し。
高温による体力消耗、蓄積疲労やひどい関節痛はもちろんだが、毎日同じような作業で、正直、飽きるといえば飽きる。
そんな感じなので、たまにちょっと変わった下仁田ねぎが出てくると、思わず手を止める。
冒頭画像は、すこし前に出てきた下仁田ねぎ。
おそらく、毛虫にかじられた後、中の新芽が上に伸びたため、食べ穴がズレた、ということだが、チョコボールまたは丸いガムの類の入れ物(菓子箱)とかライフルの弾詰め穴とか何か似たような物があったが、思いだせない。

ついでに、以前このブログで書いた記事の答え合わせ的なもの。※下記リンク先参照
春の仮植え時、ひっくり返ったようなネギ苗をためしに植えて、夏の植え替え時、掘り起こしたらどうなってるか、棒を刺しておいたヤツの答え。

↑春の仮植え時の葱苗

↓夏の植え替え時

フォークで掘り起こす

ほんのちょっと曲がってはいるが、まともになっていた。合格!

(ヘソだの考え方だのが曲がっている自分も、畑に埋まったら真っすぐまともになるのか・・とちょっと思った)

ということで、捨てることなく定植幅でふたたび植えた。

 

※たくましいネギ苗とひっくり返ったネギ苗(2025年5月10日)

https://www.shimonitafarm.jp/blog/2025/05/10-08267535/

 

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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